
Excelデータの並び替えが自在 !?
並び替え結果を別の場所に表示!!
SORT関数の使用で簡単に表示!!
実は、そんな時に利用できる指定した範囲のデータを並び替えて表示するためのExcel関数でSORT関数というものがあるんですよ。![]()
Excelでデータを管理していて、この項目を並べ替えて比較してみたいなぁ~…なんて、思うことってありませんか?
簡単に、それも別の場所に表示させることが出来れば、ちょっとした確認作業をするのに便利ですよね。
SORT関数の構文・・・
- =SORT(データ範囲,[並べ替え基準],[順序],[並べ替え方向])
- データ範囲(必須):並べ替えたいデータが含まれる範囲
- [並べ替え基準](省略可能):並べ替えの基準となる列 (行) を示す数値を指定。省略すると 1 列 (行) 目が基準となります。
- [順序](省略可能):昇順で並べ替える場合は「1」、降順の場合は「-1」 を指定。省略すると昇順指定。
- [並べ替え方向](省略可能):行で並べ替えたい場合は「FALSE」、列 で並べ替えたい場合は 「TRUE」 を指定。省略すると「行」指定。
- 【SORT関数で並べ替える方法】
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- 今回は、左の画像の対象データ範囲をセルA2:D10、並べ替え基準「列」をA列を「1」B列を「2」C列を「3」D列を「4」としています。
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- 左の画像の部分に並び替えをして表示させたいのでセルF2に『=SORT(A2:D10,』と入力します。
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- 次に並べ替えの基準になる列を指定してB列は2列目ですので『=SORT(A2:D10,2,』と入力します。
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- 並べ替え順序は昇順の場合「1」、降順の場合「-1」で指定しますので、今回は昇順で『=SORT(A2:D10,2,1,』と入力してみました。
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- 次に方向は列の場合「TRUE」、行の場合「FALSE」ですから今回は行なので『=SORT(A2:D10,2,1,FALSE)』と入力します。
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- 入力出来たら『Enter』で確定します。
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- すると、スピル機能で並び替えて貼付けができますが、日付が『シリアル値』で表示された場合、セルの書式設定で変更してください。
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- 日付に変更したら左の画像の様になります。
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元データはそのままで、一時的に並べ替えて確認したいときには、非常に便利な関数やと思います。
是非ご活用くださいね!







