条件付き書式数式編集で矢印キー !?
参照セルが追加されてしまう…!!
アクティブセルのモードを理解しよう!!
実は、Excelのアクティブセルのモードには「準備完了」・「入力」・「参照」・「編集」とあること自体があまりに意識されていないということなんですよね。![]()
Excelで条件付き書式を利用された方はご存じやと思いますが・・・
書式ルールの編集中に「←」キーや「→」キーを押したら、意図せずに参照セルが追加入力されてしまい鬱陶しく感じられた経験がありますでしょ。
要は、「入力」モードの状態で「←」キーや「→」キーを使用すると「参照」モードになってしまい、カーソルを移動させようとしても移動させることは出来ないということなんですね。
今日はアクティブセルのモード解説と書式ルールの編集時の解除方法を書いて置こうと思います。
- 【セルの準備完了モード】
-
- Excelシート上のセルを『選択』した状態では『準備完了』モードの表示。
-
- 【セルの入力モード】
-
- 何か文字の書き込みや数式の「=」を入力すると『入力』モードの表示。
-
- 【セルの参照モード】
-
- 入力モードの状態で『=』を入力して『矢印』キーを押すと『参照』モードに切替わり、セルを指定できます。
-
- 【セルの編集モード】
-
- 参照モードの段階で編集したい時は『F2』キーを押すと『編集』モードに切り替えることができます。
さて、基本説明ここ迄です・・・
要は条件付き書式のルールの編集での参照セルを解除したい訳です・・・お気付きの方もいらっしゃると思いますが説明しますね。
-
- 【条件付き書式のルールの編集での参照セル解除法】
-
- 実は、書式ルールの編集ダイアログを少しずらしてExcelシートを見てみますと『入力』モードになっています・・・
-
- 「←」キーや「→」キーを使用したいので編集モードに変換するには『F2』キーを押して編集にすれば参照されることはありません。
-
今回のアクティブセルの色々なモードに対しては、殆ど気にされない方が多いと思いますが、違いを把握しておけば楽に操作ができますよね。
是非覚えて置いて欲しい違いですね。

