Excel表必要な列のみを抜き出す !?
見やすいコンパクトな表を作成!!
膨大な表では調べるだけで疲れる!!
このような場合、例えば、氏名・メールアドレス・電話番号・携帯電話番号だけを抜きだし、10人分ずつとかに小分けして調べられたら随分と楽になりますよね。左の画像のような名簿などの大きなデータを調べる場合、調べるだけで疲れてしまいませんか!?![]()
今日はOFFSET関数を利用して必要な列だけを取り出して10人分程度の小さな表にまとめてみたいと思います。
- 【必要な列だけを抽出しミニ表を作成する方法】
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- 先ず、『列』に氏名・メールアドレス・電話番号・携帯電話番号と10人分が表示できる『行』の表を創って置きます。
- そして、氏名・メールアドレス・電話番号・携帯電話番号の隣のセル(今回はM2)に『0』と入力しておきます。
- 次に、氏名の一人目を表示させたいセルにOFFSET関数を入力して基準は元表の氏名のセル番号(今回はA2)を『=OFFSET(A2,』と入力します。
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- 次に、OFFSET関数の行数はセルM1を指定して『=OFFSET(A2,M1』とした後、『F4』キーを押して絶対参照に『=OFFSET(A2,$M$1,』変換しておきます。
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- 次に、OFFSET関数の列数は『0』を指定し『=OFFSET(A2,$M$1,0』と入力します。
- そして、半角の閉じカッコ「)」で閉じ『=OFFSET(A2,$M$1,0)』と入力します。
- そして、『Enter』で確定します。
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- セルI2に創った数式を右側の携帯電話番号までドラッグして『コピー』します・・・
- でも・・・氏名の次が『年齢』⇒『メールアドレス』『電話番号』が表示されてますので修正しなければなりません。
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- コピーしたままではメールアドレスが表示されるはずの個所に年齢が表示されてます・・・
- OFFSET関数の基準の部分をB2になってるのをC2に変更して『=OFFSET(C2,$M$1,0)』と修正します。
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- このセルもコピーしたままでは電話番号が表示されるはずの個所にメールアドレスが表示されてます・・・
- OFFSET関数の基準の部分をC2になってるのをD2に変更して『=OFFSET(D2,$M$1,0)』と修正します。
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- 携帯電話番号のセルもコピーしたままではセルに家庭の電話番号が表示されてます・・・
- 元表が電話番号の右隣りになってますので電話番号のセルの数式を『右』へドラッグしてコピーします。
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- 数式は全て修正できたので、まず、氏名(セルI2)から携帯電話(セルL2)までを『選択』します。
- 選択出来たら、カーソルを選択した右下角に持って行くとカーソルの形状が『+』変わります。
- 変わった形状のまま『下方向』へコピーしていきます。
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- すると、元表の10人分の必要な列が小さい表に表示されました。
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- そして、セルM1の「0」と表示させていた数字を『10』に変更してみると、元表の11人目から10人分が小さな表に表示されました。
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かなり古い解説ではありますが下記の場所で解説していますので覗いてみて下さい。
- OFFSET関数の基本
- OFFSET関数の応用 是非、利用してみて下さいね。

