ELLの足跡

人は最後は一人だという…でも、…今は妻が傍にいてくれる…

海外へ行く日本の経営者達が気にしていた「瞬停」、今の日本は・・・




今夏の猛暑には、本当に辟易しました・・・

昨年、一昨年のように熱中症にならないようにと、一階の仕事場に水筒持参で水分補給にも注意しました。

お陰さまで、今年は無事乗り切ることが出来ましたが・・・

老犬ナナ様のいる部屋のエアコンは29℃の設定ながら、24時間稼働していました。

その結果、昨年まで下がり続けていた電気使用量が前年度対比で10数%上がってしまいました・・・

「犬の為に何やってんだ」とお叱りを受けるかもしれませんが、

歩くこともまま成らなくなりつつある愛犬の為、これも致し方のないことだと自己暗示をかけている次第です。


ところで、唯一稼働していた大飯原発の3号機は昨日停止、4号機も15日に停止する訳ですが、

年内再稼働は難しいとの事・・・福島の汚染水の漏れ、さらに汚染水タンクの耐用年数が2年とかいう話も出ています

果たして、この様な状況下、電力状況は一体如何なって行くのでしょうか・・・


今朝は、電力に関する10数年前の日本と現在の日本という国を比較して書いたコラムを紹介してみようと思います。

~以下、8月20日読売新聞朝刊より抜粋~

今日の
 ノート
 「シュンテイはありませんか」。10年あまり前、財界の訪中団に同行取材した。行く先々で日本の経営者達が尋ねたのは、瞬間的な停電「瞬停」の有無だった。

 高度に自動化された工場では、電圧が一瞬、低下しただけで作業効率が大きく落ちる。電力は極めて安定的に供給されるのが当たり前で、そうでないと日本企業は思い切った投資に踏み切れない。
シュンテイハ?


 経営者達は現地からの報告で「瞬停」がたびたびあることを知っており、当局に対処を求めたのだ。当時は中国の各省・都市が日本企業の誘致を競い、投資ブームの様相だったが、発展途上国の現実を垣間見る思いだった。

 日本は今夏大変な猛暑となり、関西電力は一時、電力供給力に対する使用率が97%を超えて、周辺の電力会社から緊急に送電してもらい乗り切った。

 「瞬時調整契約」に基づき、契約先への送電を強制的に止めることも視野に入る異常な事態だ。

 大飯原子力発電所では、定期検査で2日に3号機が停止し、15日には4号機も止まる。関西電力は供給力の8%、236万以上を失い、日本は1年2か月ぶりに「稼働原発ゼロ」の状態に戻る。

 安倍首相は日本の成長に向け、海外でのトップセールスに精力的だ。日本への投資の呼びかけに、訪問先でこう切り返されていなければよいが。「シュンテイハ、アリマセンカ?」

経済部長 石田尚久